蟻ん家(飼育器)記録(途中)      戻る      作り方(過去)        次へ 
 過去~作成した蟻ん家(”ありんち”って読んで)を後悔 公開しながら、作り方の解説とかも混ぜていく予定でいます。それぞれの拡大画像はそのうちつないでいきます。
 とりあえず過去の作り方ページを右上の 作り方(過去) で晒してます。
                                   
 2004年作成。
 蟻のことを何も知らないままに、当時2~3程度しかなかった蟻の個人サイトをめぐって使ったもの。
 いまだに現役なのは「あにまりあの雑記帳」さんだけになってしまいましたね。
 単純に、大きめのプラケースの中にねじケースの壁を割って通路にしただけの物を入れただけですね。そこに保湿のため当時から使えると言われていたメラミンスポンジを放り込んでました。
 一応逃走防止にベビーパウダー塗ってたんですね。
 困難でも無事にワーカー羽化してコロニー化させられました。
 
 
 
   この年、NASA開発で蟻と宇宙に行った、という触れ込みでプチブームとなったのが左の「アントクアリウム」。餌いらず世話いらずで飼育できるというもの。ステマ要員の有名人芸能人も沸いてましたね。今でも類似品があります。
 
 右のは巣を掘る様子が見たいために作った2重底の蟻ん家です。
 トビイロシワアリのワーカーを30くらい入れて堪能しました。確か、天井に蟻がえしを取り付けて完全開放でやっつけてました。
 巣材はペット用の焼き砂。
 
   
   
 実用画像→
 トビイロシワアリは勤勉でガシガシ掘ってくれるんで見ごたえも十分でしたね。
 加工技術はこのころからテキトー&イイカゲン。ホットボンドでべたべた。4角には一応保湿用の給水路も取り付け、今でも通用すると思う。
 初年度から結構工作してたんだなぁと思い起こされます。
 まぁ、この当時は蟻飼育の情報も用具もほとんどなかったですからね。何でもかんでも試行錯誤、その分楽しかったかも。
 
 
 
                                   
   調子に乗ってやらかした1号と2号。
 巣室の汚れをどうにかできないかと分離できるようにした・・・つもりだったんじゃないかな。
 1号は固定と床材用にエポキシパテを使ったんだけど、臭いが強くて失敗。
 2号は床のすべり止めにやすりで傷をつけて、臭い防止で裏側を塗装したもの。
 結局脆すぎて使わなかったような…。デカすぎてだっけ?
 このころから最近までは[蟻ん家]ではなく[蟻巣]と呼んでいたんですよ。
 
 
                                   
   早々に手抜きにシフトチェンジ(ーー;
 タッパー蓋のフチ以外くりぬいて、透明なプラ板を貼り付けただけですね。保湿はメラミンスポンジ。
 わざわざ空気穴開けてるところが青いですなぁ…。
 タッパーは100円ショップで3個100円とかのを大量に買い込んでストックしてました。
 
 飼育始める前は、小学校で習った、瓶に土、黒い紙で側面を隠すという飼育器が蟻の飼い方だと思っていたんですが、羽衣さんという方のサイトでタッパーをチューブでつないだ飼育を見て、「土いらないんだ」と衝撃を受けたのを覚えています。
 
 
                                   
 100円ショップで蓋が透明な弁当箱を見つけたので…。
 あまり記憶にない…ってことは、良くなかったかすぐ飽きたんでしょう。工夫も何もないしね。
 
 中に入ってるプラケースは秋葉原で見つけたアクリルケース。サイズも豊富でいろいろ揃えたけど、アクリルは加工にコツがいるので今はあまり使ってません。
 
                                   
                             
   2005年
 うん、手抜き。
 あにまりあ さんのサイトで知り合った つくば・あべ さんにお誘いいただき初採集に行った時の戦利品。
 落ちた大きな枝にシリアゲアリが営巣していたので、切り取って持ち帰ったもの…家でゆっくり解体しようと思ったけど、めんどくさくてそのまま囲い込み。
 今更だけど、もうちょっと考えればよかったな。
   
   
   
                                   
          ミカドオオアリのサテライトも大量にゲットしたので観察用に。
 サテライトっぽくしたかったのかもしれん…小部屋どうしはつながってません。
 確かこの当時は、カビとか汚れを嫌って石膏敷きをやってなかったんですよね。メラミンでいいじゃんとか思ってたと思います。
 女王いないし、とりあえず撮影したりミカドオオアリの美しさにやられたり堪能したもんです。 
 
   
           
                                   
   左のはやらかしなので軽く…石膏に砂混ぜたら脆くなって掘ってくれるんじゃねぇの?なんて、無理すよね。安心してください、使ってません(ーー;
 
 右のは給水パイプのテスト用というか雛形。
 逃走防ぎながらの石膏への給水に苦労していて考えたパイプぶっさし。以後石膏床プラケースの定番になります。
 一時餌場につけて給仕にも使ったかな?そっちはだめだったけど。
   
   
   
                                   
   石膏床プラケース蟻ん家。
 吸水パイプはまだ隅っこです。
 石膏は最初から着色してました。卵や幼虫が見にくかったんですね。見たかったんですね。若いですね。
 石膏を溶く水を絵具で着色するだけでお手軽ですから、なんかしら着色してます。
 副産物で、吸水すると若干色が変わるので乾燥ぐわいがなんとなくわかるという…なんとなくね。
 
   
   
                                   
   アントクアリウムにデカサイズが出た!ということで。
 ただこの系統の飼育器は、初期から長期飼育やコロニー飼育には向かない(栄養素面、サイズ面、過湿状態などで)ということが噂されていました。ワーカーが活動するために必要な糖分しか含まれていないだろうと言われてました。宇宙で巣を掘る様子を見るための飼育器だからね。
 ならばやってみよう!ということで穴開けてチューブでつないで餌場と避難所つけて、トビシワぶち込んだのでした。
 
   
   
   そこそこ長く使えたんじゃないかな。肉餌の持ち込みもほぼなく、カビ被害もなかったと記憶しております。
 しかし結末はあまりにもあっけなく…水没です。
 底付近の通路に結露水が流れ込み水没して使用を中断。ナム
                                   
   樹上性の蟻飼育に工夫を始めたあたり。
 左は細めのアクリルパイプをカットして並べて仮想枝の中を再現。
 あまり記憶にないのでよくかかったのかも。
 右のは手抜き、営巣してた篠竹そのまま。これが良かった。やっぱり自然がいいのね。
 ただ、うちの周辺には無いんだよね。この篠竹って。笹はあるんだけどねぇ。
 いろいろ工夫は思いついても材料がなくて、当時これ以上の発展はできなかった。
 
   
   
                                   
   平置き型の掘らせる蟻ん家ですね…うん、記憶にないな…。
 どうなったんだろうなぁ…場所取るからすぐ引っ越させて廃棄した可能性が高いな。
 掘られた後の様子が残ってないし、記憶にもない。データあさらなければ存在も忘れてたよ。
 場所さえあれば面白いとは思うんだけどなぁ。
 いつかもっとちゃんと作り直したい。
 これが2005年最後の蟻ん家だったんだな。
 
 
                                   
                                   
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