最初にお詫び申し上げます。
 「写真と動画を撮りまくってくる」と言って出たのですが・・・・・・。
 そんな余裕はありませんでした(^_^;
 もう舞い上がってしまってねぇ・・・・・・。



 出発前に見せていただいた吸虫管です。
 少数を捕獲する時に便利な簡易型だそうです。
 逃亡時などに威力を発揮しそうですね。




 写真だと詳しい部分がわかりにくいと思いますので、図解してみましょう。


 
竹林で〜す
 あいやぁ〜。
 見事なピンぼけで・・・・・。
 もう必死でねぇ〜(^_^;
 
 あべさんが、ヨツボシオオアリがいることを確認されていた場所での竹割りでした。
 枯れた立ち竹を切り、割っていくあべさんの横で、倒れて落ちている竹をパカパカと割っていったのですが、こんな感じでミカドオオアリが出てきました。
 


 こちらは別の竹です。
 ミカドオオアリは、サテライトという特殊な営巣をするアリです。
 女王のいる竹(節の1つ)が手狭になると、働き蟻が幼虫を連れて(銜えて)他の竹に引っ越し、これを繰り返すことで、1つのコロニーであるにもかかわらず、いくつもの竹に住んでいるのです。
 そのため、女王を見つけるのは至難で、とにかく割りまくるしかないのです。
 残念ながら、女王と、あべさんが狙っておられたヨツボシオオアリは発見できませんでした。
 それでも、数百はいるのではないかというミカドオオアリの働き蟻と、多くの羽蟻(雄雌とも)を捕獲できました。
 ここで、ちょっと疑問として上がったのが、立ち竹からではなく、倒れた竹からばかり見つかったことです。
 それと、竹に巣口となる穴がほとんど見あたりません。
 カミキリムシも、1匹も見つかりませんでした。
 以前、あべさんが土生さんのフィールドで採集をされた時は、多くのカミキリムシを目撃されたとのこと。
 で、ひょっとしたら、竹に営巣するアリは、自らの力で穴を開けるのではなく、カミキリムシなどが開けた穴を利用するのではないか、と言うことです。
 じっさい、今回の採集会では、倒れた竹の中でも、うっすらと割れ始めた物から良く出たので、あながち間違いではないのではないかと思うのです。
 と、言うことで、夏はドリルで穴を開けて、入り口を作って見たらどうなるでしょうね。
 そして、こうなるわけです。
 割られまくった枯れ竹の山・・・・(^^;
 あっという間に容器が足りなくなってしまいました。
 多いかなって位もってったんですけどね。
 各局、あべさんからタッパとかいただきました。
 ありがとうございます。

 しかし、これだけ取れたのも、ある程度あべさんが目星をつけてくれてたおかげです。
 重ね重ね感謝!
 こちらは、竹割り後に場所移動して行った枝折りで見つけたハリブトシリアゲアリです。
 結局、中を割ることができずにこのまま持ち帰ってきました。
 


そして、採集会での収穫は・・・・・・。
ミカドオオアリ
  (女王無し)
無数(羽蟻雄雌含む) おそらく、すべて同一コロニーの物と思われる。
現在は4つのケースに分譲中
ハリブトシリアゲアリ
  (女王不明)
100匹前後(推定) 営巣している木をばらせずに、木ごと持ち帰り。
現在ペットボトル内で活動中。
シロアリ 2〜30匹 エサ用として捕獲。
幼虫 数種類 甲虫の物らしき幼虫。
エサ用として持ち帰り。
アシナガバチ女王 1匹 竹の中から発見。
あべさんがお持ち帰り。
刺されないように注意してください(^_^;


 採集会終了後、あべさんの研究所へお邪魔して書籍やアリ巣、飼育されているアリたちを拝見しました。
 圧巻でした。
 今回は都合で2人だけの採集会でしたが、次回はもっとたくさんでうかがいたいですね。
 

2005/01/09
ありんこ調査会報告
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